レビトラを激安入手、癌転移に影響は?

レビトラは、バイアグラ、シアリスと並び日本で広く使用されている勃起不全症(ED)治療薬の1つです。これら3剤は共通の作用機序を持ち、ホスホジエステラーゼⅤを阻害することで、血管拡張効果のあるサイクリックGMPの分解を抑制します。その結果、陰茎部の血流量を増加させ、勃起を引き起こします。その中でもレビトラは、最も溶解性の高い製剤であり、一番即効性の面では優れた薬となっています。その一方で、副作用頻度が高く、併用できない薬の数が一番多いという欠点もあります。安全面に注意の必要な薬であるため、日本ではレビトラは医師の診察、処方がないと購入することができません。そして、保険適用がないため全額自己負担となるので経済的負担は大きいです。そこで海外の製品を激安で個人輸入できるよう、それを代行するサービスが広まっています。ただそうなると安全面での不安は出てきます。そこでここではレビトラが癌転移に与える影響について解説します。
結論から申し上げると、レビトラは直接癌転移に影響を与えることはないです。特にそのような報告はありません。ただ抗癌剤の作用に影響を与え、治療に影響を与える可能性はあります。例えば、代謝酵素の競合により抗癌剤の作用を増強し、抗癌剤の副作用が発現しやすくなり、最悪死に至る危険性もあります。レビトラは肝臓でCYP3A4という代謝酵素によって代謝されますが、同じCYP3A4で代謝される抗癌剤には、タキソテール、エトポシド、グリベック、イリノテカン、タキソール、イフォスファミド 、タモキシフェン、ビンブラスチン、ビンクリスチンなど多くのものが挙げられます。抗癌剤治療を受けている方はちょっと薬が効きすぎるだけで生死に影響するので、レビトラを服用希望の場合、抗癌剤治療を主導する医師に相談の上で行うべきです。